森の工房【ki-rin】

2009年3月卒業の横井敦史さんは高山市の家具工房勤務を経て、岐阜の木のおもちゃづくりに携わっています。現在は株式会社郡上割り箸の木製品事業部長として、「森の工房【ki-rin】」ブランドで自らデザインしたものを含めさまざまな木のおもちゃを製造販売しています。


横井さんは「岐阜県木育推進協議会」の事務局として、木のおもちゃに関わる人々をつなぐ役割も果たしています。この活動は、「身近な森の木をつかったおもちゃで子どもを遊ばせたい」というお母さんや保育関係者の声がきっかけで生まれました。日本はこれだけ森の豊かな国なのに、国産の木を使ったおもちゃは全体のわずか1%。知らないうちにこんな歪みが生まれていたのです。
そこで林業関係者、おもちゃ作家、保育関係者が集まり、みんなで森を見に行くところから始め、森にとっても子どもにとっても良いおもちゃを一緒に研究開発してきました。




この活動の中から生まれた横井さんの「まあるいつみきmini」。日本グッド・トイ委員会の「グッド・トイ2014」に選定され、さらに「林野庁長官賞」も受賞しました。
森の工房 木林からはこれからも素敵な岐阜の木のおもちゃが次々に生み出されそうです。


プロフィール

プロフィール
このサイトは岐阜県立森林文化アカデミー准教授・久津輪 雅が開設しています。

ページビュー

岐阜県立森林文化アカデミー

501-3714
岐阜県美濃市曽代88
tel/fax 0575-35-2525(代)
info@forest.ac.jp

お問合せはこちらから

名前

メール *

メッセージ *

2014 © Planer - Responsive Blogger Magazine Theme
Planer theme by Way2themes